2006年06月 LISTへ戻る

LEDの電子工作

このぺーじは・・・
   LED4号 PICマイコン版
   RGBイルミネーション
・・・を紹介します。

2006/07/05 LEDイルミのPICマイコン版

先日製作した、LEDイルミネーションは、78K0+ACアダプター電源
だった為に、持ち歩きに不便でした。結構好評なのですが、手軽に
貸してあげる事もできません。そこで、PICマイコン+乾電池版を
製作しました。


設計

・電源(乾電池)

単3x4の電池BOXを持っていたので、単3x4にしました。
知らなかったのですが、乾電池の初期電圧は1.6Vという仕様らしい。
(ちなみに最近のオキシライトは1.7Vという迷惑な仕様だそうです。)
1.6 * 4 = 6.4 →PICの動作電圧(2.0〜5.5V)を大幅に外れているじゃないか。
うーん、ダイオードで、少し落すか。まだ外れているけどまあよいか。

・PICマイコンのGPIO

PICマイコンのGPIOをしらべるとGPIO各端子25[mA] 合計で90[mA]が定格と書いてある。
なんか、LED駆動用にトランジスタを使わなくてもポートに直結できそうだ。
GPIOをLOWにすると、LEDが点灯するようにしました。
マイコンをつける前にICソケットの8pin(Vss)と5/6/7pin(GPIO)をショートすると
点灯しますので、ソフト組む前に点灯して見れます。

・ソフト的なこと
ソフトは2通り作りました。
7色点灯:
	GP4/5/6をGPIOのデジタル出力にして、
	2秒毎にON/OFFの組み合わせを変えます。
フルカラー点灯
	出力は同じですが、タイマ割り込みを使用します。
	システムクロックは4MHzですので、タイマカウントは、最高で1MHzです。
	PWMを251段階(0-100%)の60Hzと決めました。
	// (4MHz/4) /(60[Hz]*250[duty])=65.1[us]
	この周期になるように計算してコーディングしてみましたが、
	うまく行かないので、結局シミュレーターを使って良い値を探しました。
	シミュレーター、偉い。
	ちなみに僕は、CCX5というC言語がフリーなので使っています。


回路図および部品リスト



 
部品名単価個数価格
片面ガラスエポキシ・ユニバーサル基板
Bタイプ(95x72mm)
1401/2枚70
電池ボックス 951個95
ダイオード 5?<1/TD>5
電解コンデンサ10u10110
積層セラミックコンデンサー0.1u5?15
角型フルカラーLED OSTA71A1D−A(10個入)
[OSTA71A1D-A]
801個80
抵抗 220Ω53個15
PICマイコン PIC12F683−I/P
[PIC12F683-I/P]
1801180
丸ピンICソケット(8P)25125
φ3ねじ・ナット10?440?
値段はいい加減ですが、500円ですね。 基板の表面。 構想時にマジックで色々書いているのがみすぼらしい^^; 円の真ん中がLEDです。電池は外付けで、ハーネスが生えています。
基板の裏面。 いつもながら下手ですね。
そして点灯。
色がじわじわ変わります。赤・黄・緑・青・藍・紫・ 白→赤・・・の順にくりかえします。
お約束で、こだわりのジョアパックを被せています。素敵でしょ。
動画:
download WMV形式 129 kb
↑フルカラーPWM制御 LEDが眩しいので、マジック黒く塗ったセロテープを貼っています。

2006年
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